内職

2005年3月19日
昨日、リーダーの、内職じみた仕事を手伝って。
「こーいう仕事大好きなんですよー」と、彼の2倍速での仕事を見せたら。
今日は昼から出勤していきなり内職が回ってきました。
まあ、窓口も暇だったのでよかったのですが。

ひとりでもそもそ仕事してると、それなりに落ち着きます。心が穏やかになります。
でも、かつて、「使えない人」と烙印を押されて、こんな内職じみた仕事しか与えられなかった社員たちの姿を思い出しました。
きっと、今の私には、あの頃彼らに向けられた視線と同じものが向けられているのでしょう。
私も、ここまで落ちたんだな。
そんな気分でした。

昔、一番楽しく仕事をしていたときは。
「きっと辞めるときは、花束をもらって、『24時間耐久送別会を開いて』とか言ったら実現するかも。少なくとも、寄せ書きくらいはもらえるかしら」
なんて思っていました。

でも、異動するとき、寄せ書きはもらいましたが、私の前に去っていった人たちのために私が用意してきたものの比にはなりませんでした。
花束はありませんでした。
かつて私は10人以上の去り行く社員に花束を渡し続けたというのに。
きっと私は、誰からも見送られることなく、ひっそりと会社を去ることになるんだろうと思います。
私が、体と心を壊すまで耐えてきたことは、結局、何の意味もなかった、という証明なのです。
所詮、成果、数字を出さないと意味が無いのですから。
結局、一緒に仕事をした人たちの助けになっているわけではなかった。
それが明らかになるのが、3月31日なのではないかと思います。
その日まで、判決が下るまで、私は、会社という名の裁判所に足を運び続けなければならないのです。

今日は体調が悪いのか、こんなことを考えてしまいました。
大したことじゃないことで揚げ足とってクレームをつける客に罵られながら。
ただの人格否定じゃないか。
金を払っているからといって、人であることを否定される謂れは無いのだ。

・・・ああ、こう思うようになってはおしまいだ。

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